骨盤を整える操法 その2
☆左右のかかとの伸ばし比べ☆(骨盤のユガミを整える)
※腰痛・脇や背中の痛みを改善します。
◎骨盤のユガミを調べるために、左右のかかとの伸ばし比べをします。
◎上を向いて、楽な姿勢で寝ます。両手は、お腹のあたりに乗せておくか、体の横に
おいてください。
◎そのままの姿勢で、左右のかかとを突き出すようなつもりで、交互にゆっくり伸ばす。
腰から下を伸ばすような感じで、動きます。
無理はしないで、痛みや違和感があれば直ぐに止めてください。
伸ばした時の違い(気持ちよく伸びる、伸びない)が分かったら、操法を行います。
◎軽く息をすって、吐きながら気持ち良くよく伸びる方の足をのばします。
そのままの姿勢で、もう一度息をすってタメ(止める)ます。
2~3秒ほど保った後、息を吐くのと同時に脱力します。
3~4回繰り返してください。その後で、もう一度左右を比べてみます。
だいたい同じ感じか、伸ばしにくかった方の足が伸ばしやすくなればOKです。
◎しかし、まだ伸ばしにくさを感じる場合は、さらに3~4回同じ動きを
繰り返してください。
合計でも10回くらいまでにしてくださいね。無理をしないでください。
1時間以上間をあければ、何度でも行っても大丈夫です。
◎操体のこつは、気持ちの良い方に動いて、しばらくその状態を楽しみ、
ポンと力を抜くことです。
からだと気持ちをリラックスさせ、ゆっくりと行います。
◎痛みのある時は、無理をせず痛みの出ない動きを探して行ってください。
痛みは体からのサインですから、動かして痛む時は、これ以上動かすなと言うことです。
そんな時は無理をせず、からだを休ませてください。
※頑張りすぎないこと、自己責任の範囲で行ってください。