血圧のお話し

先日、来院された70代後半の女性ですが、
血圧の薬のことについて相談されました。

「もう何年も薬を飲んでいるが止めたい、でも
止めても本当に大丈夫なのか心配だ」と言うのです。

そこで、今の血圧はどうですか?と伺うと
「120/80位です」と答えられました。

また、「一時、勝手に薬を止めたら、上が170近くにまで
上がってビックリした」とも言われました。

で、彼女の今の症状は足のシビレや浮腫、体のだるさや冷え、
肩や腰の痛み等があります。

これは、実は体の血行不良が大きな原因です。

血行を良くするためには、もちろん血液がサラサラ状態に
なることや、血管を圧迫する筋肉の緊張を緩めて
体のバランスを整えることが大事です。

でも、彼女の年齢を考えると、当然、筋肉は若い時に比べて
硬くなり柔軟性がなくなっています。

ということは、若い人達と同じ様な血圧では、血液の流れが
遅くなり、冷えなどの様々な症状が出やすくなるのです。

 

血圧について、インターネットで検索していると
内海聡医師のコメントを見つけました。

とても分かりやすく、解説してくれているので参考に
して下さい。

 

血圧の嘘(内海聡のFBより)

以前は高血圧の基準は160/95であったが、
現在の基準では130/85にまで引き下げられている。

ここでもなぜ引き下げられたのか?
その真の理由を考えねばならない。

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浜六郎氏の「飲んではいけない薬」から一部抜粋。

① 1980年に日本で実施された国民栄養調査

降圧剤なしの人は、下が90~99までの人で自立者の割合が
最も高かった。

また上が180未満なら降圧剤の服用者のどの値の人よりも
自立者の割合が高かった。

 

② 1992年~1998年まで実施された比較試験

70歳以上の高齢者で血圧が160~179ならば、降圧剤を
使用しないほうが脳卒中や心筋梗塞にかかる率に差はなく、
癌になった人は少なかった。

 

③ 1992年~1997年に欧米で実施された比較試験「HOT研究」

130/85未満でよかったのは、心筋梗塞にかかる人が減った
ことだけで、下の血圧を80近くまで下げると、90未満を
目標にして下げるよりも死亡率が高くなった。

この130/85の通りに下げようとすると、要治療者が増え、
日本で年間一兆円の医療費が余分に必要になり、しかも
数万人が余計に死亡する危険性があると推測できる。

 

④ 日本で実施された比較試験「JATOS試験」

収縮期血圧160以上で、平均172/89程度の高齢者4418人を
降圧薬を用いて140未満にする群と、140~160に緩やかに
下げる群で比較。

その結果、脳梗塞の発生や心筋梗塞の発生には差がなく、
総死亡数は前者が後者より3割近く多かった。

 

東海大学の元教授で日本総合検診医学会評議員でもあった
大櫛陽一氏は性別、年齢別の正常値を設定している。

 

私はこの表をよく参考にさせてもらっているが、
これでいうと血圧は170くらいまでOK、
コレステロールも260~280くらいまでOKなのだ。

これまで出してきた他氏のデータもそれを裏付けている
といってよい。

 

代表的な降圧薬はカルシウム拮抗薬とARB
(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬)になるが、
これらの代表的な降圧薬が癌の発生率を増す。

またカルシウム拮抗薬が長期的には心不全を増やすこと、
ARBが心不全に使われた場合も突然死が起きる。

 

しかしクスリの弊害がどうとかいう前に、その基準自体が
嘘であり、低いほど不健康になる事を知っていなければ
何の意味もない。

毎日血圧を測り下がって安心している人々は、自ら
自殺に向かっているとさえいえるのかもしれない。

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